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PRESS RELEASE

プレスリリース

2025.10.21プレスリリース

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報道関係者各位

株式会社オプティム
(東証プライム市場、コード:3694)

病院向け生成AI搭載サービス「OPTiM AI ホスピタル」、
「ボイスレコーダーAI要約」「主治医意見書作成」機能を提供開始

~IC記録からカンファレンスまで医療現場の多様な記録業務を効率化~

AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、病院向け生成AI搭載サービス「OPTiM AI ホスピタル」において、新たなAI音声要約機能「ボイスレコーダーAI要約」および「主治医意見書作成」を提供開始することをお知らせいたします。
現在、「OPTiM AI ホスピタル」を安心して導入いただけるよう、AIサーバー貸出・導入支援・効果測定を無料で提供するPoCキャンペーンを実施しています。本キャンペーンを通じて、導入前に実際の運用環境でのROI(投資対効果)検証が可能です。

ボイスレコーダーAIで医療記録を自動要約し、医師の文書作成業務を54.2%削減するツールの紹介画像

■背景・課題

医療現場では、診療、インフォームドコンセント(IC)、カンファレンス、回診などさまざまな場面で記録・文書作成業務が発生しており、医療従事者の業務負荷軽減が急務となっています。特に、それぞれの医療場面に応じた適切な要約形式や、主治医意見書などの複雑な医療文書作成において、従来のシステムでは十分な対応が困難でした。

■新機能・サービスの概要

1. ボイスレコーダーAI要約

カンファレンスや院内ミーティングなど、さまざまなシーンの音声を録音・アップロードし、AI要約することが可能です。また、AI要約する際のプロンプトは、病院スタッフでDIY・テンプレート化することができます。あらかじめ登録したテンプレートを用いて各シーンを効率よくAI要約することが可能となり、記録業務の時間短縮に貢献します。

要約機能:診察シーン別のAI要約プロンプト編集と診断記録の自動要約表示画面を図解

2. IC AI要約(β版)

「OPTiM AI ホスピタル」上でICを録音・テキスト化し、手術の内容や代替手段、合併症リスクなど重要情報に沿った要約をAIで自動作成します。要約プロンプトは病院スタッフでカスタマイズすることも可能です。これにより、ICを説明した後に改めて文書記録を作る業務が短縮され、コストや労力が削減されます。

音声記録機能:診察会話の全文テキスト化とIC要素による自動要約機能を示すインターフェース画面

3. 主治医意見書作成

電子カルテのデータを活用し、主治医意見書の下書きを自動で生成します。主要項目の経緯、既往歴、診療経過、ADL状況の作成をAIが自動化します。これにより、医師の業務を大幅に軽減し、診療に集中できる環境を提供します。

患者情報管理画面:主要項目の経緯、既往歴の要約、診療経過、ADLの状況などを表示したパソコン画面と医療スタッフのイラスト

4. 伴走型導入支援サービス

「OPTiM AI ホスピタル」導入から効果検証まで一気通貫を無償でサポートします。医師・看護師を分けての勉強会開催など、日々の業務に影響をきたさない柔軟な支援が可能です。導入効果測定と運用定着課題の改善提案を含む包括的支援をご提供します。

無料伴走型導入支援サービスの5段階プロセス:事前調査、勉強会、フィードバック会、導入後調査、効果確認を示すフロー図

■無料PoCキャンペーンについて

「OPTiM AI ホスピタル」の無料PoCキャンペーンでは、オンプレミスのAIサーバー貸出、導入支援、AI活用の効果測定を「伴走型導入支援サービス」付きでご提供いたします。ご提供機能は「看護サマリーの作成支援」、「ボイスレコーダーAI要約」、「IC AI要約(β版)」です。
キャンペーンの申し込みやご質問、ご相談は以下のWebサイトから問い合わせください。
実施期間:2025年9月1日〜2025年12月31日
https://www.optim.co.jp/optim-ai-hospital/

■今後の展開

「OPTiM AI ホスピタル」は病院の期待に応えるべく、さらに多様な文書業務への対応を検討しています。例えば、日常業務のAI活用や、各種院内システムとの接続など、医療現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる取り組みを進めてまいります。

■「OPTiM AI」および「OPTiM AI ホスピタル」の特長

「OPTiM AI」は、オプティムが提供する、外部インターネットの接続を必要とせず動作が可能となるセキュアLLMです。RAG※1の作成、管理を始めとし、ID管理やテナント管理、デバイス管理を実現する予定です。
「OPTiM AI ホスピタル」はこの「OPTiM AI」をベースに、まずは電子カルテ※2と接続することで、「医師向け」「看護師向け」の機能を実現しています。今後、病院で働くあらゆる方々の業務負荷削減を目指したサービスを提供してまいります。なお、本サービスは第7734467号の特許を活用しています。

◆導入による期待効果

「OPTiM AI ホスピタル」は、以下のような効果を通じて、医療従事者と患者の双方にメリットをもたらします。

  • 診療時間の確保:診療情報提供書の作成時間短縮により、医師が診療に集中できる時間が増加
  • 患者ケア時間確保:看護師の文書作成業務を効率化することで、患者対応に割ける時間を確保
  • 心身的な負担の軽減:文書作成の時間削減により、医療従事者の心身的な負担を軽減

■「OPTiM AI ホスピタル」の詳細について

「OPTiM AI ホスピタル」の詳細な機能や提供条件、費用については、以下のリンクからご確認いただけます。さらに詳細なご質問や導入に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
https://www.optim.co.jp/optim-ai-hospital/

※1 大規模言語モデル(LLM)と外部からの情報検索機能を融合させる技術。このアプローチにより、生成される回答の質と精度が向上し、より情報に基づいたテキストが提供されます。
※2 対応する電子カルテは、「MI・RA・Is/PX」「MI・RA・Is/AZ」です。今後、「MI・RA・Is V(ファイブ)」や、他社電子カルテに対しては、状況に応じて順次接続対応を進めてまいります。
【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。
【株式会社オプティムについて】
商号: 株式会社オプティム
上場市場: 東京証券取引所プライム市場
証券コード: 3694
URL: https://www.optim.co.jp/
OPTiM TOKYO:
(東京本社)
東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階
OPTiM SAGA:
(佐賀本店)
佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
OPTiM KOBE: 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号 日本生命三宮駅前ビル11階
代表者: 菅谷 俊二
主要株主: 菅谷 俊二
NTT東日本株式会社
富士フイルムホールディングス株式会社
設立: 2000年6月
資本金: 445百万円
主要取引先: 株式会社NTTドコモ、NTTドコモビジネス株式会社、NTT西日本株式会社、NTT東日本株式会社、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)
事業内容: ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)
【Copyright・商標】

※記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。

※本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社オプティム 広報担当
TEL: 050-1746-3938FAX: 03-6435-8560
E-Mail: [email protected]
OPTiM AI ホスピタル 製品ページ:https://www.optim.co.jp/optim-ai-hospital/