OPTiM®

2025年5月7日に、オプティム・ファーム高萩（茨城県高萩市）において、ドローンによる水稲の直接播種を行うスマート農業実演会を実施しました。本実演会には大井川和彦茨城県知事、大部勝規高萩市長にご臨席賜りました。

■実演会実施の背景

オプティム・ファームは、地域の担い手不足や後継者問題を抱える茨城県高萩市赤浜地区において、2023年度より農業生産事業を展開しております。茨城県庁、高萩市役所、JA、地域の生産者等の皆様をはじめとした関係各位のご支援により作付面積を拡大してまいりました。
オプティム・ファームのさらなる規模拡大を目指すために、さまざまなスマート農業機械や栽培手法の実証に取り組んでおります。特にオプティムにて開発したドローン打込条播技術は、オプティム・ファームの圃場でも導入して栽培をしており、地域の皆様からも高い関心をいただいております。
この度、地域における取り組みをご覧いただくため、茨城県知事、高萩市長にもお越しいただき、本実演会を開催する運びとなりました。

■実演内容

オプティム・ファームが保有する15アール水田にて、品種「あきだわら」約6kgのドローン播種を実施しました。

ドローンは事前に設定したルートを自動飛行し、地上1mの硬度から種籾を1~2cm程度の深さに打ち込みます。

■ドローンによる播種栽培の特長

• 2～3週間程度必要な育苗そのものの工程の省力化
• ドローンでは1～2名での対応が可能なため、移植時に必要な人員を削減

育苗や田植え作業の大幅な削減を実現することにより、規模拡大のボトルネックとなる作業時期の分散や設備投資などの課題の解消に繋げることができます。

■スマート農業実演会の概要

• 開催日：2025年5月7日
• 場所：茨城県高萩市赤浜地区 オプティム・ファーム
• 参加者：大井川和彦茨城県知事、大部勝規高萩市長、高萩市議会議員の方、茨城県職員の方、高萩市役所の方、地元生産者、近隣の学生の方 他