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IPインフォメーション

2020.08.06IPインフォメーション

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文部科学省推進の「GIGAスクール構想」と、特許技術「Zone Management」搭載サービス「Optimal Biz」について

「GIGAスクール構想」とは、全国の学校で義務教育を受ける児童生徒に、1人1台の学習用端末や高速通信ネットワーク環境を整備し、誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現するための取り組みです。

◆「GIGAスクール構想」についてはこちら
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

「GIGAスクール構想」の実現に向けた環境整備として、学習用端末の調達や学校内ネットワークの整備、学校内におけるセキュリティポリシー策定などさまざまな問題がございます。

学習用端末は安心で安全な学校教育を受けるため、学校内のネットワークにおいて、Webサイトフィルタリングなどが設定された一定のポリシーが適用されるような設定を行う必要があります。
一方で、児童生徒が学習用端末を自宅に持ち帰り、授業の復習や宿題などの学習を行う際には、自宅のネットワークに接続してインターネット上で検索などを実施することが考えられますが、学校内のネットワーク接続がされている状態では、自宅のネットワークに接続できないため、学校内と学校外で設定の切り替えを自動で実施するといった仕組みを導入し、システム管理者の負担を軽減するシステムの導入検討も考えられます。
特許技術「Zone Management」を搭載したMDM・PC管理サービス「Optimal Biz」を用いれば、学校内で学習用端末を使用する際には学校内の設定、学校外で端末を使用する際には学校内設定の解除が自動で行われます。

  • 特許番号:4914414、5976033(日本)/9462620(米国)/105025435(中国)
  • 出願日:2008年9月22日、2014年4月24日
  • 登録日:2012年1月27日、2016年8月23日/2016年10月4日/2019年9月24日

■発明内容

無線LANの接続先や位置情報、時間帯に応じて、設定を自動的に切り替える特許です。
本発明を活用することで、校内もしくは授業時間内は使用が認められていないアプリケーションの使用を禁止したり、端末の設定を変更することを防ぐことができるため、私物のネットワーク端末(スマートフォンによるテザリングやモバイルルーターの使用など)を利用しての意図しないインターネット使用の抑制が可能となります。
また、生徒が学校外で端末を利用した際には、設定が自動的に変更され、自由に端末の利用が可能になります。

■特許活用例:佐賀県全県立高校生使用の端末に標準搭載

佐賀県の「先進的ICT利活用教育推進事業」の学習用タブレット端末に使用される管理用ソフトウェアとして標準搭載されました。これにより、佐賀県全県立高校の新入学生が使用する全ての学習用Windowsタブレット端末に「Optimal Biz」が導入されています。

学習用タブレット端末は教科書などと同様に1人1台の購入が必要であるため、自宅など、学校外ではタブレット端末を自由に利用できるように設定を変更しなければならない
→「Zone Management」を利用することで、端末の利用場所により自動的に設定が変更される。

詳細はこちら:
https://www.optim.co.jp/news-detail/11300

■IPインフォメーションとは?

オプティムでは、創業当初からイノベーションを起こし、独自技術を搭載した製品サービスを知財で保護することによって新市場や新顧客を開拓してきました。このような背景から、「イノベーション活動の成果は知財である」という考えが根づいています。

そして、一貫した知財戦略のもとに事業活動を展開するため、知財戦略チームを中心とした知財管理体制を構築し、イノベーション活動に取り組んでおります。

そのような中で、オプティムが保有する特許について、その内容と活用例、活用イメージを「IPインフォメーション」という形で定期的に分かりやすく紹介していきます。