OPTiM お役立ち情報

「気軽に質問できる先輩」をAIで実現。製造業の作業手順にこそAI活用を

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導入理由

  • 多岐にわたる作業手順の網羅的な教育が難しいという課題を解決したい。
  • 文書検索システムの非効率性を解消したい。

導入効果

  • 質問に対する概要情報が提示され、情報収集の糸口が得られるようになった。
  • 社内ドキュメントへのアクセス効率が向上し、DX推進に寄与した。
総務部 次長 山下 和也 様

総務部 次長
山下 和也 様

金属部品の切削加工業を担う葵機工株式会社様は、DX推進の一環として、AIチャットボットの導入を検討し、RAG機能と規模感が最適だった「OPTiM AIRES(アイレス)」を導入しました。
今後は製造現場へ本格導入し、新人社員が上司・先輩に質問しにくいという課題に対し、OPTiM AIRES(アイレス)を「気軽に質問できる先輩社員」として活用し、情報収集の糸口やきっかけを提供することを目指しています。
今回は、総務部 次長を務める山下 和也様に、導入の背景、選定理由、そして今後の活用方針についてお話を伺いました。

1. 文書検索システムは非効率なため、RAGを探していました

– 貴社の事業内容について教えてください。

金属を切削する加工を事業としております。
主に自動車関連の部品を製造しており、工作機械で金属を削る作業が中心です。
特に、車のエアバッグに使用される部品が数的に多くなっています。

– ご担当者様の業務内容、今回の導入プロジェクトにおける立ち位置を教えてください。

総務部の次長を務めております。基本的にはDX推進という立場です。
全社的にもシステムの改善やIoT化・業務の自動化といった取り組みを推進しており、それらを進めていく役割を担っています。

– 導入背景、悩み、導入以前の課題感について教えてください。

当社の業務は、お客様との取り決めに基づき、細かな作業手順が決められています。
作業は基本的に担当者が把握していますが、部署異動や持ち場変更の際には引き継ぎが発生します。
その際、すべての作業手順を網羅した教育を行うことは難しく、課題となっていました。
作業手順に関するドキュメントは存在するものの、製品や取引先の多様化に伴い、関連資料は増加しています。社内文書検索システムも検討しましたが、検索結果が目的の情報かどうかは、実際にファイルを開くまで判断できず、非効率でした。

そこで、必要な情報を要約して提示できるAI、特にRAG※1の活用が適切だと判断しました。
当社では以前から画像検索AIやLLMを自社開発・利用してきましたが、レスポンスやサーバー運用に関する課題が顕在化したためRAGについては外部サービスの利用が適切ではないかという方針が立てられ、探していたところでした。

※1 RAG…読み方は「ラグ」。Retrieval-Augmented Generation(検索拡生成)の略。LLMに外部データベースの検索機能を組み合わせ、回答の精度と最新性を向上させる技術

葵機工株式会社 山下 和也 様にインタビューしている様子

2. 「サービスの改善を継続していく」という姿勢に共感

– 「OPTiM AIRES(アイレス)」に辿り着いたきっかけや、選定された理由を教えてください。

昨年10月、たまたま東京の展示会で知りました。
技術的にもAIは過渡期だとは認識しており、完成品として販売されている製品は導入する意向はありませんでしたが、オプティムさんは「今後さらにサービスの改善をしていく」といったコメントもされていたので、その姿勢に共感し、試してみようと思いました。
また、当社の目的がRAGさえ利用できれば十分であり、大規模なトータルサービスは求めておらず、OPTiM AIRES(アイレス)のコンパクトさが想定する規模感に適していた点も選定の理由です。
そのため、他社製品との比較はしましたが、本格的な検討を行ったのはOPTiM AIRES(アイレス)のみです。

– 導入を進める上で懸念となった点や苦労された点がございましたらお聞かせください。

リリースしたばかりのサービスということで、期待とともに、できないこともあるだろうとは織り込み済みでした。
当初はすぐ社内に展開できるレベルではないと感じ、改善要望をお出ししていました。
モデルが変更されてから各段に良くなっていったと思います。
トライアルは1月頃に開始し、3月から一部でテスト運用を行い、その改善を経て4月より本番運用に乗せることができました。

– 実際の業務の中で、どのように「OPTiM AIRES(アイレス)」を使われているか教えてください。

現在は段階的なリリースとして、主に事務部門の社員が利用しています。
作業手順に関するドキュメントは製造現場だけでなく、状況確認や生産指示などの業務で、事務部門もお客様情報を必要とするためです。
スマートフォンアプリも配布しており、現在は15~20名程度がPCやスマートフォンから利用しています。
また、社内規定も取り込んでいるため、出張手当の金額や、育児休暇制度などについてもOPTiM AIRES(アイレス)に問い合わせることを可能にしています。
RAG導入において必須条件だった、「AIチャットボットが回答を生成する際、参照した文章を表示できる機能」も問題なく動作しており、活用しています

「デスクトップモニターとスマートフォンに表示された「OPTiM AIRES」のアプリケーション画面

3. 「気軽に質問できる先輩社員」としてのOPTiM AIRES(アイレス)

– 導入により、課題はどのように解決されたかお聞かせください。

今は段階的な導入ですが、社内のルールやガイドラインについて、スマホやPCからOPTiM AIRES(アイレス)に質問し疑問点を素早く解消できています。

また、今後最も期待する点は、製造現場への本格導入です。

特に、新人社員が現場で作業中の上司や先輩に質問しづらい状況がありますが、OPTiM AIRES(アイレス)を活用することで「気軽に質問できる先輩が身近にいる」ような環境を実現できると期待しています。
OPTiM AIRES(アイレス)で概要を把握できれば、その後は自分で詳細を調べることが可能になるため、情報収集の糸口やきっかけとなります。キーワード検索での文書検索システムでは、このようなサポートは難しいです。
AIチャットボットでの回答の内容を全面的に信じる、という使い方よりかは、調べるための前段階の情報提供として、OPTiM AIRES(アイレス)が非常に有効に活用できると感じています。

– 今後、オプティムに期待することはありますか。

機能としては、OCR※2が追加されると嬉しいです。 当社は創業53年目ですが、データ化されていない紙文書として現存している情報も多くありますし、最新情報が手書きで記載されるケースもあり、手書き文書の取り扱いは依然として多いです。 こうした情報を簡単に取り込めるようになれば良いと思います。

工場で産業機械の前に立つ作業服の男性

AI技術はまだまだ日進月歩の分野であるため、今後も世の中の流れに合わせて、より新しい機能追加や改善を継続していただけることを期待しています。

※2 OCR…画像やPDFに含まれる「文字」を、機械が読み取ってテキストデータに変換する技術のこと。今後リリース予定の機能です。

– 「OPTiM AIRES(アイレス)」の利用を検討されている方々に対し、メッセージをお願いします。

やはり製造業の方のご利用はお勧めします。
PC操作の効率化はシステムの変更で対応できますが、機械の操作手順については機械そのものを変更することはできず、マニュアル化するしかありません。
そのため、欲しい情報を調べる糸口がつかめるOPTiM AIRES(アイレス)のような仕組みは、理にかなっていると考えており、お勧めしたいと思います。

葵機工株式会社 様 ロゴ

葵機工株式会社 様

(香川県高松市 1972年3月設立)

葵機工は、1972年の創業以来、金属部品の切削加工業として、多品種・小ロットや短納期に至るまで、お客様の様々なオーダーに応じた高品質の精密部品の製造を行っています。
経営戦略に、「人の命を守る、信頼性を満足する物創りを日本で行う」を掲げ、「安全・信頼」と「ものづくり」にこだわる会社です。

公式サイト
https://www.aoikikou.co.jp/

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