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公開日: 2025/4/17

【比較表】SaaS管理ツール10選を機能・価格面で徹底比較!

SaaS管理ツールの導入を検討しているあなたは、

「結局どのツールの何が優れているのか分からない…機能や価格を比較してほしい…」

とお困りではないでしょうか。

そこで今回は、「全10ツール」を、下記の項目に分解して徹底的に解説します。

比較表

SaaS管理ツール 比較表

※上の画像をクリックすると、全10ツールの徹底比較をまとめた 比較表に飛べます。

最後までお読みになると、あなたの会社にとって最適なSaaS管理ツールがどれかを判断できるでしょう。

本記事を参考に、数あるSaaS管理ツールからあなたの会社にとって最も使いやすいツールを選び、煩雑になっているSaaS管理をサポートできれば幸いです。

1.【比較表】SaaS管理ツールおすすめ10選

まずは、本記事でご紹介するおすすめのSaaS管理ツール10選の比較表を作成しました。以下をご覧ください。

サービス名 会社 主な機能 対応SaaSの数、種類 管理できるサービスの種類 連携方法、連携内容 操作スピード 表示内容、使いやすさ サポート内容 料金(月額・税込)
OPTiM サスマネ 株式会社オプティム
  • SaaS可視化
  • オンプレミス可視化(特許出願中)
  • 削除漏れID検知
  • シャドーIT検知(特許出願中)
  • メンバー手動登録
API連携は、MS365、SmartHR、kintone、Oktaなど主要アプリをはじめとする81 SaaS・オンプレミス・ITデバイス API連携81 ※API連携なしでも可視化可能 ※MDM連携追加予定 画面遷移スピード1秒以内 従業員ごとに利用SaaSを表示、絞り込み機能あり 導入時/遠隔MTG、電話サポート 利用時/電話チャット、必要に応じて遠隔MTG 1IDにつき275円
※無料トライアルあり
ジョーシス ジョーシス株式会社
  • SaaSアカウントの一元管理
  • SaaSアカウントの発行・削除の自動化
  • シャドーIT検知
  • ITデバイス管理
Google、Slack、Notionなど100以上 SaaS・ITデバイス API連携、MDM連携 従業員データと紐付け・ 利用料金の可視化 問い合わせ
ワスレナイ 株式会社SHIFT
  • SaaSの契約情報を一元管理
  • アカウントの発行削除を自動化
  • 従業員ごとの所有資産を管理(PCやスマホなどのデバイスを含む)
  • シャドーIT検知
Slack、楽々計算、kintone、chatworkなど196 SaaS・ITデバイス API連携、CSV取り込み、ログインなど 従業員データと紐付け・設定オプションあり、ダッシュボードで一括把握 導入時/個別説明会 利用時/チャットサポート 永年無料
マネーフォワードAdmina マネーフォワード i株式会社

  • 利用しているSaaSの可視化
  • シャドーITの検知
  • 入退職者アカウントの作成、自動検知
  • 未利用アカウントの検知
  • MDM連携
  • コスト管理
Google workspace、Microsoft、AzureAD/Okt365など 310以上 ※2024年12月時点 SaaS・ITデバイス MDM連携、Adminaで可視化したデータを様々なAPIで提供 直感的/視認性の高いUI
  • トライアル期間中のお客様:メール、チャットでのお問い合わせ
  • 正式契約のお客様:メール、チャット、Slack(専用チャネル)でのお問い合わせ
50IDまで無料 50ID以上、1IDにつき330円/月
Bundle by freee フリー株式会社
  • アカウント棚卸し
  • 複数アカウントを集約
  • アカウント発行、削除を自動化
  • セキュリティリスク検知
  • 備品管理・IT資産管理の一括化
aws、Box、Chatwork、クラウドサインなど200程度 SaaS、ITデバイス 200SaaS、CSV、SCIM API、GraphQL API、MDM連携、バーコード読み込み 導入時/トライアル、初期設定サポート 運用時/ヘルプページ、チャットやメールでの質疑応答 問い合わせ
dxeco 株式会社オロ
  • 契約管理
  • 利用状況、アカウント管理
  • シャドーIT検知
  • 導入サポート
  • チャットサポート
独自のSaaSデータベースには2,000以上のSaaSが登録 SaaS、ITデバイス API連携、アカウント連携やメンバーマスタ連携 シンプル、ダッシュボードで全体把握 導入時/オンボーディング支援、 運用時/オンボーディング支援、チャット 問い合わせ
ITboard アイティクラウド株式会社
  • アカウント棚卸
  • シャドーIT検知
  • 削除漏れ退職者 / 一時発行者アカウントの検知
  • 貸与状況を可視化
  • 充実したサポート体制
【数は記載なし】 Cloudflare、ClickUp、Chatwork、Hubspotなど SaaS、ITデバイス 導入〜運用まで専属担当がサポート 問い合わせ
Freshservice Freshworks社
  • SaaS、クラウド管理
  • 利用状況の可視化
  • 未使用SaaSを自動検出
  • 契約管理
導入〜運用/オンボーディグ、オンラインワークショップ、相談会、ヘルプデスク STARTERプラン:月額2,800円 GROWTHプラン:月額7,200円 PROプラン:月額13,800円 ENTERPRISEプラン:月額17,300円 ※無料トライアルあり ※参考価格 ※為替の変動が大きいため、参考価格での表記となります
LOCKED 株式会社onetap
  • アカウント作成、設定、削除
  • アカウント台帳
  • ライセンス管理
  • パスワード管理
  • シングルサインオン対応
【数は記載なしBox、Slack、Notion、kintoneなど SaaS、ITデバイス API連携、CSV連携 問い合わせ
zooba 株式会社zooba
  • AIヘルプデスク
  • 棚卸し機能
  • アカウント管理台帳
  • リスクアラート
  • デバイス一元管理
zoom、xero、notion、Slack、kintoneなど100以上 Saas、ITデバイス シンプル、ダッシュボードで全体把握 問い合わせ

※2025年3月26日時点

上記を参考に比較を行えば、自社に合っているSaaS管理ツールはどれか、目星を立てやすくなります。自社の課題を解決してくれるSaaS管理ツールがどれなのか、おおよそ検討できるでしょう。

2. SaaS管理ツールの比較ポイント7つ

自社に最適なSaaS管理ツールを選ぶには、単に料金やランキング、各社が打ち出す特徴からではなく「自社にとって使いやすいか」という観点で判断しなければなりません。

そこで、各ツールを比較する際は、次の7つのポイントを徹底的に比較していきましょう。

  1. 対応SaaSの数、種類
  2. 管理できるサービスの種類
  3. 連携方法、連携内容
  4. 操作スピード
  5. 表示内容、使いやすさ
  6. サポートのタイミング、内容
  7. 料金

なぜなら、料金や知名度だけで選ぶと、実際に導入してから自社で使用するSaaSに非対応だったり、必要な機能がなく使いものにならないという事態を招いてしまう可能性が高いからです。

また、無料トライアルがあったとしても、いくつものツールをすべて試すのは効率が悪く、現実的ではありません。

上記7つのポイントを比較する際に、具体的にどのような内容を見ていけば良いかを表にまとめました。以下をご覧ください。(PDFのチェックリストをご活用ください。)

重要度 比較ポイント 見るべき内容(目安)
★★★ 1.対応SaaSの数、種類
  • 自社のSaaSの対応有無
  • 対応数:100種類以上
★★ 2.管理できるサービスの種類
  • SaaS
  • ハードウェア
  • ソフトウェア
  • オンプレミス など
★★ 3.連携方法、連携内容
  • API連携対応
  • 自社のソフトウェアの連携方法を確認
  • 契約、請求状況まで連携できるか
4.操作スピード 画面遷移スピードは何秒程度かを確認
5.表示内容、使いやすさ
  • アカウント名や従業員データと紐付けられるか
  • ユーザー情報の更新は自動で同期されるか
  • 項目や検索設定、ステータスの項目などを細かく柔軟に追加できるか
6.サポートのタイミング、内容 ・導入時のサポートが手厚いか 例) 無料説明会 個別サポート ドキュメントの提供 など ・運用時のサポートは迅速か
7.料金
  • 導入時、利用時の料金
  • オプション料金

1.【比較表】SaaS管理ツールおすすめ10選」では、上記のポイントを踏まえて徹底的に比較した表を掲載しています。

さらに、比較を踏まえた各サービスのおすすめケースも見ておきましょう。

サービス名 おすすめのケース
OPTiM サスマネ オンプレミスを含めたあらゆる資産を管理したい
JOSYS SaaS管理だけでなくデバイス管理等のノンコア業務をアウトソーシングしたい
ワスレナイ 基本機能だけで良いのでコストをかけずに導入したい
マネーフォワードAdmina SaaSの情報だけでなくコストも管理したい
Bundle by freee アカウント管理やセキュリティ対策、備品管理までを一元化したい
dxeco アカウントの棚卸しを行い費用対効果を最大化したい
ITboard シンプルな画面や使いやすさを最優先したい
Freshservice SaaSだけでなく情シス業務全般を効率化したい
LOCKED セキュリティ対策を徹底したい
zooba SaaS管理に関するあらゆる対応をAIで効率化したい

ぜひチェックして、自社に合ったSaaS管理ツールの候補を2〜3社に絞り込んでいきましょう。

3.オンプレミスも管理!対応範囲の広さなら「OPTiM サスマネ」

出典:OPTiM

名称 OPTiM サスマネ
提供形態 クラウド/SaaS/サービス
主な機能
  • SaaS可視化
  • オンプレミス可視化(特許出願中)
  • 削除漏れID検知
  • シャドーIT検知(特許出願中)
  • メンバー手動登録
価格(税込) 1IDにつき275円/月

※2025年3月26日時点

「OPTiM サスマネ」は、国内18万社以上にクラウドサービスを提供している株式会社オプティムによるSaaS管理ツールで、主な特長は次の3つです。

  • SaaS・オンプレミス・ITデバイスを管理できる
  • シャドーITを従業員ごとに広範囲で検知できる
  • 1ID275円(税込)とコストパフォーマンスが高い

それぞれについて詳しく説明していきましょう。

3-1.SaaS、オンプレミス、ITデバイスを一元管理できる

「OPTiM サスマネ」は、SaaS・オンプレミス・ITデバイスを一元管理できます。オンプレミスまで管理できるSaaS管理ツールは珍しく、「OPTiM サスマネ」は国内で初めて(※自社調べ)オンプレミスを対象にしました。

【対象範囲のイメージ】

また、他社では基本的にAPI連携をしていないSaaSを可視化できませんが、「OPTiM サスマネ」は各自のPCにインストールする「エージェントアプリ」を経由してAPI連携のないSaaSも可視化することができ、PCで使用しているすべてのソフトウェアを管理できます。

現在、「OPTiM サスマネ」でAPI連携が可能なSaaS数は、MS365、SmartHR、kintone、Oktaなど主要アプリをはじめとする81個です。今後はITデバイス台帳の利用者情報が自動で更新される「MDM連携」の追加も予定されていて、さらに利便性が高まるでしょう。

3-2.シャドーITを従業員ごとに広範囲で検知できる

「OPTiM サスマネ」は、シャドーITの検知範囲の広さも魅力です。

ブラウザアプリだけでなく、デスクトップや自社制作アプリも検知でき、従業員ごとに未承認ソフトウェアの利用を自動で検知します。

シャドーITが検知されると、各ソフトウェアについて情報漏洩の危険度を「高」「低」などと表示。さらに情報漏洩リスクの高いソフトウェアの利用があった場合には、ホーム画面にアラートとして表示されます。

【アラート表示のイメージ】

部署や個人の判断で導入しているツールは見逃しやすく、気が付かないうちに情報漏洩のリスクを抱えているケースも多く見受けられます。

「OPTiM サスマネ」の広範囲なシャドーIT検知力があれば、社員一人ひとりが利用するソフトウェアを簡単に監視でき、情報漏洩の可能性を低減できるでしょう。

3-3.1ID275円(税込)とコストパフォーマンスが高い

「OPTiM サスマネ」は、税込1ID275円(500IDまで、500ID以上は個別見積もり)で利用できます。

他社に比べて低価格なので、一人情シスのように予算を大きくさけない状況でも利用しやすいでしょう。また、1IDごとに課金されるため、従業員数が少ない場合にコストの無駄が発生しません。

低価格だとは言え、ここまで説明してきたように、一般的なSaaS管理ツールではまかないきれない部分まで徹底的に管理できる機能を備えています。

さらにサポート体制まで充実していて、導入時には遠隔でのミーティングや電話サポート、運用時には電話サポートと必要に応じて遠隔ミーティングを受けられます。

「OPTiM サスマネ」は、オンプレミスを含めた社内の情報資産を管理したい企業や、シャドーITの検知を徹底して無駄なコストを省きたい企業に最適です。

当てはまる企業担当者の方は、ぜひ検討してみてください。

おすすめなケース ・オンプレミスやITデバイスも管理したい・コスパよくツールを導入したい

サービス詳細はこちら

4.ノンコア業務をアウトソーシング!バックオフィス全般の負担軽減なら「JOSYS」

出典:JOSYS

名称 ジョーシス
提供形態 クラウド/SaaS
主な機能
  • SaaSアカウントの一元管理
  • SaaSアカウントの発行・削除の自動化
  • シャドーIT検知
  • ITデバイス管理
価格 個別見積もり(1人より利用可能)

※2025年3月26日時点

ジョーシスとはジョーシス株式会社が提供するSaaS管理ツールで、300以上のSaaSと連携できるだけでなく、キッティングなどのノンコア業務のアウトソーシングもできます。

主な特長は次の3つです。

  • 連携SaaSは300以上!非対応アプリも手動で連携できる
  • キッティングなどのノンコア業務をアウトソーシング!SaaSだけでなくデバイス自体の管理にも対応している
  • 入退社のアカウント発行や削除が1clickで実行できる

それぞれについて詳しく説明していきます。

4-1.連携SaaSは300以上!非対応アプリも手動で連携できる

ジョーシスでは、Google、Slack、Notionなど大手アプリをはじめ、300以上のSaaSと連携可能です。

社員が利用しているアプリがジョーシスに連携されていると自動的に読み込んでくれるほか、ジョーシスが非連携アプリでも、手動で連携できます。

利用者マスタは、正社員や業務委託といったように契約形態ごとに振り分けられるので管理が簡単。ライセンスや権限の変更にも対応しています。

4-2.キッティングなどのノンコア業務をアウトソーシング!SaaSだけでなくデバイス自体の管理にも対応している

ジョーシスでは、デバイスのキッティングから運用まで、ノンコア業務をアウトソーシングできます。

【デバイス管理でアウトソースできること】

  • PCの回収・保管・再キッティングなどのオペレーション
  • 退職者の退職者PCの回収、初期化、セキュアな保管
  • 不要PCの下取り
  • データ消去証明書の発行
  • ディスク破砕証明書の発行

ジョーシス以外で購入したパソコンもキッティングやアウトソースが可能。調達・キッティングしたデバイス情報は、ITデバイス台帳に自動反映されます。

倉庫保管中のデバイスもITデバイス台帳で最新状況を確認できるので、把握漏れがありません。

不要になったPCは、そのままジョーシスで下取り廃棄が可能なので、退職者のデバイス管理業務から解放されます。

4-3.入退社のアカウント発行や削除が1clickで実行できる

ジョーシスは、社員のアカウントセットアップや削除が瞬時に完了します。

【ジョーシスのライフサイクル管理の特徴(一例)】

  • 1clickで入社時のアカウント発行
  • 1clickで退社時のアカウント削除
  • アカウント発行や削除の予約
  • 複数アプリへの一括自動設定
  • 退職者のアクセス権限即時解除とデータ移管

上記のように、即時処理や予約機能によって、入退社時のアカウント発行削除を簡単に実行できるのです。

入退社や異動時のアカウントの発行削除を簡略化することで、工数削減だけではなくセキュリティを強化できる点も大きなポイントになるでしょう。

ジョーシスは、社内で利用しているSaaSが多い企業や、ノンコア業務を含めた情シス業務を大きく効率化をしたい企業に最適です。

おすすめなケース ・利用SaaSが多い、社員の入退社が頻繁にある・ノンコア業務をアウトソーシングしたい

サービス詳細はこちら

5.コストで選ぶなら!全機能永年無料の「ワスレナイ」

出典:ワスレナイ

名称 ワスレナイ
提供形態 クラウド/SaaS
主な機能
  • SaaSの契約情報を一元管理
  • アカウントの発行削除を自動化
  • 従業員ごとの所有資産を管理(PCやスマホなどのデバイスを含む)
  • シャドーIT検知
価格 無料

※2025年3月26日時点

「ワスレナイ」とは、株式会社SHIFTが運営するSaaS管理ツール。導入も運用も永年無料で基本機能を網羅しており、さらにセキュリティ対策も万全に施せます。

主な特長は次の3つです。

  • 導入コストゼロ!利用料も永年無料で基本的な機能を網羅している
  • 有料でSaaS管理をアウトソーシングできる
  • ISMS国際規格の「ISO/IEC 27001」認証でセキュリティも安心

それぞれの特長について、さらに詳しく説明していきます。

5-1.導入コストゼロ!利用料も永年無料で基本的な機能を網羅している

「ワスレナイ」の最大の特長は、無料で導入・利用できる点です。「より多くの方の業務効率化を目指したい」との思いから、無料を実現しています。

オンラインで完結する導入費用は無料、利用料も永年無料、問い合わせサポートも無料です。使える機能は「ワスレナイ」が装備する機能全てで、制限もありません。

主な機能は上の表にもありますが、もう少し詳しく紹介しましょう。

  • SaaSの契約情報を一元管理
  • アカウントの発行削除を自動化
  • 従業員ごとの所有資産を管理(PCやスマホなどのデバイスを含む)
  • シャドーIT検知
  • 契約更新通知
  • 未利用のアカウント検知

上記のように、SaaS管理に関する基本的な機能は完備されているので、「まずは管理ツールを試してみたい」「会社規模が小さい、または担当者が少なく、SaaS管理のための予算を割いてもらえない」という場合におすすめです。

5-2.有料でSaaS管理をアウトソーシングできる

先ほど「ワスレナイ」は基本的に無料で利用できると説明しましたが、有料サービスもあります。それは、SaaS管理の運用代行です。

【SaaS管理代行サービス】

組み合わせ自由でSaaS管理をお任せ!

◎基本作業

アカウント発行・削除・変更

◎オプション作業

手動登録SaaSのメンバーリスト更新/シャドーIDの棚卸

アンケート機能を利用したアカウントの棚卸/メンバーマスタの更新

契約書・請求書との突合/シャドーIDのレポーティング

面倒で煩雑なSaaS管理業務をアウトソーシングすることで、コア業務に集中できるようになるでしょう。

5-3.ISMS国際規格の「ISO/IEC 27001」認証でセキュリティも安心

「ワスレナイ」のセキュリティは、組織の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格である、ISMSの国際規格「ISO/IEC 27001」の認証を取得しています。

国際的に認められた高いセキュリティ対策を実現できるので、規模が大きい企業にも導入しやすいでしょう。

また、セキュリティ専門会社による定期的な脆弱性診断や多要素認証での不正アクセス防止など、そのほかのセキュリティ対策も万全です。

情報漏洩や不正利用などのリスクを徹底的に減らし、安心をサポートしてくれるSaaS管理ツールです。

おすすめなケース ・基本機能だけで十分・コストはかけずに導入、運用したい

サービス詳細はこちら

6.SaaSのコスト管理ならお任せ!「マネーフォワードAdmina」

出典:マネーフォワードAdmina

名称 マネーフォワードAdmina
提供形態 クラウド/SaaS
主な機能
  • 利用しているSaaSの可視化
  • シャドーITの検知
  • 入退職者アカウントの作成、自動検知
  • 未利用アカウントの検知
  • MDM連携
  • コスト管理
価格(税込) 50IDまで無料 50ID以上、1IDにつき330円/月

※2025年3月26日時点

「マネーフォワードAdmina」は、マネーフォワード株式会社が提供しています。

1200万人が利用する家計簿アプリ「マネーフォワードME」アカウントアグリゲーション技術をSaaS管理に転用したSaaSの家計簿で、特長は次の通りです。

  • 連携SaaS数は310以上!メアドのほか従業員番号でも管理可能
  • 家計簿アプリ「マネーフォワードME」のSaaS管理版だからコスト管理が得意
  • オプションでITデバイスの管理、アウトソースも可能

それぞれについて詳しく説明していきましょう。

6-1.連携SaaS数は310以上!メアドのほか従業員番号でも管理可能

「マネーフォワードAdmina」は、310以上のさまざまなSaaSと連携できます。

【連携Saasの一例】

  • Chatwork
  • Box
  • Cacoo
  • Backlog
  • Dropbox Business
  • Figma

アカウントは、従業員軸で管理できます。

基本的にはメールアドレスで管理しますが、従業員番号など任意の値で管理できるので、契約社員や業務委託などメールアドレスを持たない従業員の管理も簡単にでき、便利です。

シャドーITは、エージェントレスで検知可能。エージェントとは、シャドーITの検知を行うために従業員の各デバイスにインストールする専用ソフトウェアのことです。

一般的にはエージェントを介してシャドーITの検知を行うことが多いですが、「マネーフォワードAdmina」は専用ソフトウェアをインストールすることなく検知できるので、手間がありません。

未使用アカウントは「自動検知機能」により利用されていないSaaSアカウントを自動で検出し、アカウントの洗い出しができます。

6-2.家計簿アプリ「マネーフォワードME」のSaaS管理版だからコスト管理が得意

「マネーフォワードAdmina」は、1200万人が利用する家計簿アプリ「マネーフォワードME」の技術をSaaS管理に転用したSaaSの家計簿版です。

そのため、一般的なSaaS管理ツールよりもコスト管理に優れています。

【マネーフォワードAdminaでできるコスト管理(一例)】

  • SaaSのコストを自動検出
  • SaaSの利用状況の可視化
  • クラウド会計ソフト、またはCSVインポートによる支払データの取り込み
  • 領収書などの証跡データを一元管理

SaaSのコストは、8万件以上を集めた同社独自のSaaSデータベースとマッチングさせてSaaSの支払額を検出し、自動で支払データがアップデートされます。

さらに各SaaSのAPI、Googleログイン、ブラウザ拡張を組み合わせて利用状況を可視化。非アクティブなユーザーを洗い出し、コスト削減の余地を検出できます。

6-3.オプションが豊富!自社に合わせてサービス内容をカスタムできる

「マネーフォワードAdmina」には、オプションが豊富に用意されています。

【豊富なオプション(一例】

  • デバイス管理のアナログ作業をすべてアウトソースできる「Device倉庫プラン」
  • IT資産の管理を行う「Deviceプラン」
  • 情シス不在の企業向けに「情シス立ち上げプラン」
  • アカウント管理に課題「アカウント管理まるなげプラン」
  • 上場準備企業向け「IT統制プラン」
  • シャドーITに課題「SaaSガバナンス徹底プラン」
  • クラウドコストを最適化する「Cloud Cost Optimizationプラン」
  • SaaSのコスト最適化にコミットする「Admina Venderプラン」

必要に応じて上記を取り入れれば、ITデバイスの管理やアカウント管理のアウトソースも可能です。

ITに詳しい社員が少なく基本機能だけでは不安な場合や、ノンコア業務をアウトソースして大幅に業務効率化を図りたい場合には、非常にありがたいサービスだと言えるでしょう。

「マネーフォワードAdmina」はコスト管理に強みを持ったSaaS管理ツールですが、オプションで自社に最適な機能を揃えられる、カスタマイズ性の高いサービスです。

おすすめなケース ・管理したいSasS数が多い・SasSのコスト管理を行いたい

サービス詳細はこちら

7.複数アカウントを集約したいなら「Bundle by freee」

出典:Bundle by freee

名称 Bundle by freee
提供形態 クラウド / SaaS / サービス
主な機能
  • アカウント棚卸し
  • 複数アカウントを集約
  • アカウント発行、削除を自動化
  • セキュリティリスク検知
  • 備品管理・IT資産管理の一括化
価格 問い合わせ

※2025年3月26日時点

「Bundle by freee」は、フリー株式会社が提供するSaaS管理ツール。「All-in-OneのSaaS管理ツール」を謳い、SaaSアカウントの棚卸し、自動発行/削除、セキュリティリスク検知まで「All-in-One」で提供しています。

主な特長は次の通りです。

  • 1つのSaaSに複数アカウントを集約できる
  • Bundle上のアクション履歴を表示!クラウド上の共有ファイルも可視化できる
  • 備品・IT資産管理の自由度が高い

それぞれについて、さらに詳しく説明していきましょう。

7-1.1つのSaaSに複数アカウントを集約できる

Bundleでは、1つのSaaSに複数のアカウントを集約できます。

他社では1つのSaaSに1アカウントしか紐付けられないことが多いですが、Bundleなら1SaaSに複数のアカウントやドメインを登録できるため、複数ドメインを管理しているグループ企業などに最適です。

さらに人事労務システムやスプレッドシートと連携し、「誰が、どのサービスを利用しているか」をリアルタイムで可視化。SaaS管理用の統合従業員データベースを構築し、正社員、業務委託、アルバイトなど、雇用形態を問わず、アカウント管理を自動化します。

7-2. Bundle上のアクション履歴を表示!クラウド上の共有ファイルも可視化できる

Bundleは、セキュリティリスクへの対策も強固です。

例えば、Bundle上で行われたすべてのアクション履歴(「誰が、誰に、何のアカウントを発行したか」など)を表示し、監査証跡として活用できます。

さらに、Google Drive、Box、Dropboxなどのクラウドストレージ上で共有設定になっているファイルを可視化し、棚卸しできます。検知された外部共有ファイルは、必要に応じて閲覧権限を削除することも可能です。

7-3.備品・IT資産管理の自由度が高い

Bundleでは、備品管理・IT資産管理の自由度の高さにも強みがあります。

備品管理機能では自由に項目を設定できるので、「シリアルナンバー」や「備品カテゴリ」など、自社の使いやすい項目を立てて管理が可能です。

備品やアカウント情報を従業員データと紐付けて、貸与、修理、返却、アカウント発行などのステータス変更を一括で管理できます。

MDM連携(※)やバーコード読み込みでインポートも可能なので、備品情報やIT資産を効率よく管理できるシステムです。

※モバイル端末を一元的に監視・管理するためのサービスやソフトウェア「MDM」とほかのツールを連携させて情報を共有させること。

Bundleは、複数ドメインを管理するグループ企業や、社員数が多くそれぞれのアクション把握やセキュリティ強化を図りたい企業に最適です。

おすすめなケース ・複数ドメインを管理するグループ企業・社員数が多く個々のセキュリティ対策まで手が回っていない

サービス詳細はこちら

8.アカウントを棚卸しして費用対効果を最大化したいなら「dxeco」

出典:dxeco

名称 dxeco
提供形態 クラウド / SaaS
主な機能
  • 契約管理
  • 利用状況、アカウント管理
  • シャドーIT検知
  • 導入サポート
  • チャットサポート
価格 問い合わせ

※2025年3月26日時点

dxecoは、企業内のSaaSを漏れなく把握しSaaSアカウントの管理を効率化できるツールです。さらに、SaaSの費用対効果の最大化も図れます。

主な特長は次の通りです。

  • 利用頻度を可視化!SaaSのコスト管理ができる
  • アカウント棚卸からシャドーIT検知まで基本機能を網羅
  • シンプルな機能かつ自由度が高いので誰でも使いやすい

それぞれについて詳しく解説していきましょう。

8-1.登録SaaSは2,000以上!アカウント情報やメンバー情報、コスト管理ができる

「dxeco」独自のSaaSデータベースには、業界でも異例の2,000以上ものSaaSが登録されています。

登録SaaSは、以下の方法で連携することで、アカウント情報や利用状況を把握可能です。

連携方法 SaaSの一例
アカウント連携
  • Slack
  • Google Workspace
  • asana
  • SmartHR
  • miro
  • Microsoft 365 など
会計システム連携
  • ZAC
  • freee
  • Money Forward クラウド経費
  • 勘定奉行クラウド など
メンバーマスタ連携
  • Slack
  • Google Workspace
  • Microsoft 365
  • カオナビ
  • freee 人事労務 など
シングルサインオン
  • HENNGE one
  • Oktaなど

上記のように、「dxeco」は幅広い種類のSaaSに対応し、アカウントや契約情報の管理・利用状況の計測などを効率化します。

8-2.利用頻度を可視化!SaaSのコスト管理ができる

「dxeco」では、SaaSのコスト管理ができます。

意外にもコスト管理ができるSaaS管理ツールは多くないので、コスト削減を図りたい企業にはありがたいシステムです。

【dxecoのコスト管理】

  • SaaSの利用状況を可視化(誰が、いつ、どのSaaSを利用したか)
  • 契約内容から契約形態や支払い形態などを管理
  • 会計システムと連携し、実際に発生しているコストをデクセコ上で管理

上記のように、「誰が、いつ、どのSaaSを利用したか」を見える化し、導入されたツールが活用されているか把握できることで、活用されていないツールは利用を縮小して無駄なコストを削減できます。

8-3.シンプルな機能かつ自由度が高いので誰でも使いやすい

「dxeco」は、シンプルかつ自由度が高いのが魅力です。

例えば以下に示すように、誰でも簡単に操作できます。

【シンプルな操作(一例)】

・シンプルな検索性

利用ツールのアカウントの情報を確認したいときは「アカウント」、PC情報を確認したいときは「PC」というような感覚的な入力で必要情報にたどり着ける

【自由度の高さ(一例)】

・ITデバイス管理

管理項目を自由に追加できるため、自社が求める管理台帳を再現できる

SaaS管理ツールの中には、IT知識が低い人だと使いにくいものもあります。また、項目を自由に設定できず自社に合った使い方ができないと、せっかくSaaS管理ツールを導入しても業務効率化を実現できません。

「dxeco」ならシンプルかつ自由度が高いので、誰でも簡単に自社に合った使い方ができるでしょう。

「dxeco」は、SaaSの無駄なコストを省き費用対効果を最大化したい企業や、自社に合わせた自由な使い方を求める企業に最適です。

おすすめなケース ・SaaSの費用対効果を最大化したい・自社に合わせてカスタマイズしたい

サービス詳細はこちら

9.操作が簡単!充実したサポート体制なら「ITboard」

出典:ITboard

名称 ITboard
提供形態
主な機能
  • アカウント棚卸
  • シャドーIT検知
  • 削除漏れ退職者 / 一時発行者アカウントの検知
  • 貸与状況を可視化
  • 充実したサポート体制
価格 問い合わせ

※2025年3月26日時点

ソフトバンクのグループ企業が提供する「ITboard」は、SaaS管理の基本的な機能を備えています。シンプルな操作でITに長けていない人でも使いやすく、サポート体制も充実しているツールです。

主な特長は次の通りです。

  • 未ログインユーザーも自動検知!セキュリティ対策に強み
  • シンプルなUIで誰でも簡単に操作できる
  • カスタマーサポートが充実している

それぞれについて詳しく説明していきましょう。

9-1.未ログインユーザーも自動検知!セキュリティ対策に強み

「ITboard」は、IT資産からデバイスまで網羅する社内のセキュリティ対策が強みです。

具体的には、次のような機能を備えています。

【ITboardでできるセキュリティ対策(一例)】

  • 未ログインユーザーを自動検知
  • 契約有無にかかわらずシャドーITも検知
  • 貸与デバイスも同時に管理可能(返却時のアラート機能を装備)

ログイン情報から退職者 / 一時発行者アカウントを検知できるのはもちろんですが、「ITboard」なら未ログインでも検知できます。

また、各ブラウザ拡張機能をインストールする事で、「誰が・いつ・どこに・どれくらい」アクセスしたかを把握でき、シャドーITの検知をサポートします。

9-2.シンプルなUIで誰でも簡単に操作できる

「ITboard」は、シンプルな操作性や分かりやすい表示が魅力。SaaS管理ツールに慣れていない人や一人情シスのような周囲のサポートが少ない場合でも、安心して使うことができます。

例えば、全体数値および各SaaSの詳細がトップに表示されるので、各SaaSサービスの利用人数や利用状況が一目で分かります。

【ITboardのシンプルなダッシュボード(一例)】

出典:ITboard「導入事例

数あるSaaS管理ツールの中には、英語や細かい文字が並ぶような玄人向けの画面構成も存在するため、管理ツールを初めて使う場合や慣れていない場合は「ITboard」がおすすめです。

また、自分でカテゴリーを増やせるのも使いやすいポイント。細かく区分することが可能なので、自社の管理業務に合った台帳を作成することができます。

9-3.カスタマーサポートが充実している

「ITboard」は、充実したサポート体制も魅力です。

大手が提供している管理ツールは、導入検討・導入・運用時のフェーズが変わるごとに担当者が変わることが多く、きめ細やかなサポートが受けにくいことがあります。

一方「ITboard」では、導入検討から運用時まで一貫して専属のコンサルタントが伴走してくれます。対応スピードも早く柔軟性も高いので、安心して運用をスタートできるでしょう。

おすすめなケース ・シンプルで簡単に使えるものが良い・サポート体制を重視したい

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10.SaaS管理だけでなく情シス業務全般を支援「Freshservice」

出典:Freshservice

名称 Freshservice
提供形態
主な機能
  • SaaS、クラウド管理
  • 利用状況の可視化
  • 未使用SaaSを自動検出
  • 契約管理
価格(参考価格) ※為替の変動が大きいため、参考価格での表記となります。 STARTERプラン:月額2,800円 GROWTHプラン:月額7,200円 PROプラン:月額13,800円 ENTERPRISEプラン:月額17,300円

※2025年3月26日時点

「Freshservice」は、情報システム業務のDX化を推進するITIL準拠のサービスデスクツール。SaaS管理はもちろん、情シス特有のノンコア業務全般をサポートしてくれます。

主な特長は、次の通りです。

  • 各種ITの手配を数クリックで完了できる
  • マルチチャネル機能で社内対応を効率化できる
  • 独自の手厚いサポート体制に強み!

それぞれについて、さらに詳しく説明していきます。

10-1.各種ITの手配を数クリックで完了できる

「Freshservice」は、従業員が使用する各種ITの手配を数クリックで完了できます。

IT資産をカタログ化しているので、従業員からの使用申請を簡素化。SaaSアカウントやIT資産の依頼や手配を自動化できるのです。

これにより、手間のかかる社員の入退社時のPCやSaaSアカウントの各種手配依頼についても、サービスカタログからわずか数クリックで完了。さらに、そのまま申請されたSaaSのID、ソフトウェア名、料金、導入日、バージョン、インストール対象機器などを一元管理できるので、抜け漏れを防げます。

10-2.マルチチャネル機能で社内対応を効率化できる

「Freshservice」は、社内対応の効率化に長けています。

電話、メール、フォーム、Teams、Slackなど、様々なチャネルからの社内問い合わせやインシデントを、自動的に一元管理できます。

問い合わせの優先度を自動で設定(緊急・高・中・低の4段階)でき、管理ステータスも自由に編集可能(未対応・対応中・解決など)。情シスに寄せられる問い合わせの対応漏れを防ぎ、効率的な管理を実現します。

FAQシステムやチャットボットを備えた自社専用ポータルを作成し、問い合わせ件数自体を削減することも可能。情報システム部門の工数削減と従業員満足度の向上に貢献します。

10-3.独自の手厚いサポート体制に強み!

「Freshservice」は、独自のオンボーディングプログラムも強みです。

各回2~3時間、全6回のオンラインワークショップを実施しており、業務の合間に受講できます。

講師が環境設定までを一緒に行うので、「せっかく導入しても使いこなせない」という事態を招くことはありません。

さらに、無料オンライン相談会、無料ヘルプデスクまで、徹底的に導入・設定をサポート。海外製品にありがちな、導入・設定時の悩みを回避できます。

おすすめなケース ・SaaS管理だけでなく情シス業務全般を効率化したい・手厚いサポートを受けたい

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11.セキュリティ対策なら「LOCKED」

出典:LOCKED

名称 LOCKED
提供形態
主な機能
  • アカウント作成、設定、削除
  • アカウント台帳
  • ライセンス管理
  • パスワード管理
  • シングルサインオン対応
価格 問い合わせ

※2025年3月26日時点

LOCKEDは、「アカウント管理の自動化」と「シングルサインオン」を可能にするSaaS管理ツール。SSO/自動設定/台帳を一括で提供する唯一のプラットフォームです。

主な特長は、次の通りです。

  • 人事異動時の負担を大幅軽減!アカウント管理を自動化できる
  • シングルサインオンでセキュリティを強化できる

それぞれについて詳しく解説していきましょう。

11-1.アカウントの所属や役職を自動で判別!人事異動時の負担を軽減できる

LOCKEDは、アカウントの自動設定が強みです。

アカウントの所属や役職を自動で判別し、それぞれの所属や役職に応じて各種SaaSのアカウントを自動で作成します。Salesforceで特定のロールを付与したり、Slackでチャンネルに招待、Boxでフォルダを割り当てるなど、サービス毎に独自の設定も可能です。

アカウントの自動化により、入社・退職・異動など人事発令に伴うSaaS管理の手間を大幅に軽減することができるでしょう。

11-2.シングルサインオンでセキュリティを強化できる

LOCKEDは、シングルサインオンに対応し、セキュリティ対策を徹底できます。

【LOCKEDのセキュリティ対策】

  • シングルサインオン
  • パスワード管理
  • 二段階認証
  • 利用履歴などの把握
  • ユーザーごとのSaaSログイン状況の記録
  • 特定ログインルール(「社外のみ2段階認証」など)の設定可能

セキュリティ対策を重視する企業にとって外せない「シングルサインオン」は、SAMLでの連携や独自のオンプレ環境など、さまざまなシステムに対応します。

スマートフォンやタブレットも、iOS /Androidの両方で利用できるのも魅力的です。

LOCKEDは、アカウントの自動化とセキュリティ対策が強みのSaaS管理ツールです。アカウント管理からセキュリティ対策まで、すべてを1つのツールで徹底したい企業に最適だと言えるでしょう。

おすすめなケース ・セキュリティ対策を徹底したい・管理に必要なツールはすべて一元化したい

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12.AIヘルプデスクで情シスの負担を大幅軽減「zooba」

出典:zooba

名称 zooba
提供形態 クラウド / SaaS / サービス
主な機能
  • AIヘルプデスク
  • 棚卸し機能
  • アカウント管理台帳
  • リスクアラート
  • デバイス一元管理
価格 問い合わせ

※2025年3月26日時点

zoobaは、株式会社zoobaが提供するSaaS管理ツール。AIを活用し、特許出願済みの「棚卸し機能」と「AIヘルプデスク」で、SaaS管理を劇的にサポートします。

主な特長は次の通りです。

  • 棚卸し機能に強い!IDの管理を自動化できる
  • 特許出願済みAIヘルプデスクで情シスの負担を軽減できる

それぞれについて、さらに詳しく説明していきましょう。

12-1.棚卸し機能に強い!IDの管理を自動化できる

「zooba」は、SaaS管理業務の中でも棚卸し機能に強いツールです。

具体的には、既存のチャットツールを使って従業員・ID・デバイス情報の棚卸しを行います。

【zoobaの棚卸しの流れ】

  • Slack、Teams などのチャットツールを用いて、ユーザーアンケートを実施
  • 利用状況のアンケートを取得
  • 回答は自動で集計される
  • 未回答者へはリマインドを送信

アンケートは、従業員が普段から利用しているチャットツールを使うので回答率が上がります。

zoobaの棚卸し機能は棚卸にかかる時間を短縮するだけでなく、棚卸しの頻度も上げることができます。そのため、社内で利用しているID数を常に無駄がない状態に管理できるのです。

12-2.特許出願済み「AIヘルプデスク」で情シスの負担を軽減できる

「zooba」のAIヘルプデスクも見逃せないポイントの1つ。特許取得済みで、社内のナレッジ対応を劇的に効率化できます。

【AIヘルプデスクのイメージ】

出典:zooba

AIヘルプデスクは、Slack,Teams,Notion,Confluenceなどのビジネスチャットツールと連携。ツールのナレッジをzoobaに取り込み、社内ナレッジをもとにAIが一次回答を行います。

AIが回答できない場合には内容がチケット化され、運用手順書もzoobaが作成します。

AIヘルプデスクを活用することで、従業員からの問い合わせへの個別対応が減少し、情シスの業務負担を大幅に軽減できるだけでなく、従業員の満足度も上がるでしょう。

おすすめなケース ・棚卸し業務に負担を感じている・SaaS管理に関する対応を効率化したい

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13.まとめ

いかがでしたか?本記事では、おすすめするSaaS管理ツール10選を徹底的に比較してきました。

最後に記事の内容をまとめましょう。

◎SaaS管理ツールを比較する際のポイントは7

  1. 対応SaaSの数、種類
  2. 管理できるサービスの種類
  3. 連携方法、連携内容
  4. 操作スピード
  5. 表示内容、使いやすさ
  6. サポートのタイミング、内容
  7. 料金

おすすめのSaaS管理ツールは以下の10

サービス名 おすすめのケース
OPTiM サスマネ オンプレミスを含めたあらゆる資産を管理したい
JOSYS SaaS管理だけでなくデバイス管理等のノンコア業務をアウトソーシングしたい
ワスレナイ 基本機能だけで良いのでコストをかけずに導入したい
マネーフォワードAdmina SaaSの情報だけでなくコストも管理したい
Bundle by freee アカウント管理やセキュリティ対策、備品管理までを一元化したい
dxeco アカウントの棚卸しを行い費用対効果を最大化したい
ITboard シンプルな画面や使いやすさを最優先したい
Freshservice SaaSだけでなく情シス業務全般を効率化したい
LOCKED セキュリティ対策を徹底したい
zooba SaaS管理に関するあやゆる対応をAIで効率化したい

以上になります。

本記事を参考に、あなたが自社に最適なSaaS管理ツールを導入し、業務効率化を実現できることを願っています。

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