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公開日: 2025/4/16

AIチャットボット導入時必見!個人情報を守るために知るべき5つの注意点

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AIチャットボットの活用が進む中、高い生産性と効率性を実現する一方で、情報漏洩や法的トラブルのリスクも懸念されています。特に個人情報や機密情報の取り扱いには慎重であることが求められます。本記事では、生成AIを安全かつ効果的に活用するために知っておくべき5つの注意点について解説します。安全な利用方法を身につけ、AIチャットボットを賢く活用しましょう!

1.個人情報入力の重要性とリスク

生成AIを利用する際、最も基本的で重要なルールは「個人情報を入力しない」ことです。
個人情報をAIに入力すると、情報漏洩のリスクが伴います。

生成AIサービスでは、入力されたデータがサービス提供者側で保存されたり学習データとして利用されたりする可能性があります。
これは、顧客名や住所、企業の内部情報が第三者に渡る危険性を生むことになります。
特に業務で生成AIを使う場合、このリスクを十分理解し、慎重に操作することが必要です。

2.知るべき5つの注意点

①サービスの利用規約を読む習慣をつける

生成AIを利用する前には、必ず利用規約に目を通す習慣をつけることをおすすめします。
利用規約には、そのツールでのデータの扱いや、生成されたコンテンツの著作権についてのルールなどが記載されています。
商用利用が制限される場合や個人情報の取り扱い方についての詳細が明記されていることも多いので、これを把握しておくことが情報漏洩や法的トラブルを防ぐ対策になります。

例えば、AIチャットボットサービス「OPTiM AIRES」では、入力データ・生成データ、および個人情報の取り扱いについて、利用規約に以下の記載があります。(2025年4月現在)

OPTiM AIRESの利用規約の第16条と第17条の抜粋

「OPTiM AIRES」の利用規約には、このようにデータや個人情報の取り扱いに関する重要な定めが記載されています。
サービスを安全に活用するため、これらの内容をしっかりと確認し、理解しておきましょう。

②使用の前にプライバシーポリシーを確認する

生成AIのサービスを利用する際には、プライバシーポリシーの確認も欠かせません。
プライバシーポリシーには、利用者のデータがどのように保存・利用されるのか、どの範囲で共有されるのかといった重要な情報が記載されています。

例えば、AIチャットボットサービス「OPTiM AIRES」のプライバシーポリシーでは、利用者情報と目的から、その送信先と送信先の個人情報の保護に関する制度まで、以下のように記載されています。(2025年4月現在)

OPTiM AIRESのプライバシーポリシーの抜粋

このように「OPTiM AIRES」のプライバシーポリシーでは、どのような利用者情報を取得し、何の目的で使用され、どこに送信されるのかが詳しく明記されています。
サービスを利用する前に、これらの内容をしっかりと確認することで、安全な活用に繋がります。

③入力文に含まれる個人情報を除去する

AIチャットボットに質問をする際は一般的な用語に留めることが望ましいです。
しかし時として、不注意のため気づかず入力してしまうこともあります。
入力文章を送信する前に一呼吸置いて、再確認を心がけましょう。

名前や会社名、メールアドレス、パスワードといった個人情報の入力のほか、顧客データや契約内容の開示など、業務関連の情報も含まれていないか確認する必要があります。
これらの文章は、匿名化(「Aさん」「〇〇株式会社」など置き換える)や該当箇所を削除するなど対策を行って、個人情報・業務関連情報を除去するようにしましょう。

特に文書のコピー&ペーストを行う場合は、思わぬ箇所に個人情報が存在する場合があります。
コピー&ペーストはなるべく避け、送信ボタンを押す前の再確認を徹底するようにしてください。

④社内ガイドラインを遵守する

生成AI活用に関する社内規定が存在する場合は、必ずそれを遵守してください。規定が未整備の場合は、ガイドラインの策定を検討する必要があります。

生成AIの社内ガイドラインには例えば、以下のような要素を含めることが望まれます。

項目 内容
基本方針
  • AIの利用目的(社内業務における活用シーン)の提示
  • 禁止される使用方法の明示
  • 利用可能サービスの定義
情報セキュリティ
  • 個人情報の取り扱い
  • 入力可能/禁止情報の区分表記
生成物の取り扱い
  • 出力結果の検証方法
  • リスクの注意喚起(ハルシネーション、著作権侵害など)
コンプライアンス
  • ガイドライン違反時の対応
  • 定期的な見直し手順

入力データに関しては社内の機密情報の安全な取り回しができること、また生成物の適切な取り扱いができることをポイントとして策定すると効果的かつ安全な生成AI活用に繋がっていきます。

⑤定期的なセキュリティ教育を行う

生成AIを安全に活用するためには、全従業員のセキュリティ意識を向上させる取り組みが欠かせません。
定期的な社内トレーニングを実施し、生成AI利用時の注意点や個人情報の取り扱いに関する最新情報を共有することが推奨されます。特にケーススタディや実例を交えることで理解を深めることができます。

対面式の集合形式での講義のほか、eラーニング(動画教材)、教材を用いた自主学習などで実施することが可能です。各講習後には理解度確認テストを実施し、合格基準に達するまで反復受験を促すことで効果的な教育体制を構築できます。

3.まとめ

生成AIチャットボットを安全に活用するためには、個人情報保護に関する以下の5つの重要な注意点を意識する必要があります。

  • ①サービスの利用規約を読む習慣をつける
  • ②使用の前にプライバシーポリシーを確認する
  • ③入力文に含まれる個人情報を除去する
  • ④社内ガイドラインを遵守する
  • ⑤定期的なセキュリティ教育を行う

これらの注意点を適切に実践することで、情報漏洩やトラブルのリスクを最小限に抑えつつ、AIチャットボットの利点を最大限に活用することができるでしょう。

信頼できるAIチャットボットサービスを選択することも重要です。
AIチャットボットサービス「OPTiM AIRES」のご利用を是非ご検討ください。
利用規約プライバシーポリシーで公開しているように、「OPTiM AIRES」は個人情報を適切に扱うサービスの提供を目指しています。詳細は、以下のバナーより資料をダウンロードしてご確認ください。

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