看護サマリーや医師サマリーの下書き作成、IC(インフォームドコンセント)の要約――「OPTiM AI ホスピタル」は、病院業務のさまざまな場面で利用できる、電子カルテ連携の生成AIサービスです。
一方で、導入を主導される情報システム部門・事務部門・経営企画のご担当者としては、「ツールを導入しても、結局は現場で使われずに終わるのではないか」という懸念があると思います。導入担当者としての立場からすれば当然の懸念で、せっかくの投資も現場に定着しなければ効果は生まれません。
だからこそオプティムは、機能の提供にとどまらず、現場で定着し、活用される状態を実現することまでを責任範囲と考えています。その中核が、契約から3カ月間、カスタマーサクセス担当が無償で実施する「伴走支援サービス」です。
本記事では、この伴走支援によって、AIをどのように現場に定着させていくのかをご紹介します。
1. なぜ「導入しても使われない」が起きるのか
ツール導入におけるつまずきの多くは機能不足ではなく「定着」のプロセスで起きます。運用設計を現場任せにすると、誰がいつ使うのかが曖昧なまま立ち消えになり、導入担当だけが旗を振り続ける状況になりがちです。ツールが自院の運用と噛み合わなければ、現場には「使いにくい」という印象だけが残り、定着はさらに遠のきます。
裏を返せば、導入の進め方をあらかじめ設計し、自院の運用に合わせて調整し続ける仕組みがあれば、推進担当が一人で抱え込まずとも、AIは現場で使われ続けます。OPTiM AI ホスピタルの伴走支援は、これを決まった「導入ロードマップ」と柔軟な「フィードバック会」の組み合わせで実現します。
2. 決まった導入ロードマップ ── 迷わない導入プロセス
伴走支援は契約直後から3カ月間、カスタマーサクセス担当が次の5ステップで進行します。
各ステップでやることは決まっており、貴院側で現場導入までの工程を一から考える必要はありません。計画から効果検証までをカスタマーサクセス担当が伴走するため、決まった流れに沿って現場定着までを目指せます。
導入ロードマップが活きる場面
- キックオフ時:運用の把握や課題整理をオプティムが実施するため、現場の責任者がプロジェクト管理に時間を取られにくくなります。
- 勉強会:担当者が現地で操作説明を行うため、院内で講師手配や資料準備の負担が発生しません。
- 効果検証:「導入前の状態」と「導入後の状態」をオプティムで測定して可視化するため、「導入したまま放置」「効果がわからない」を防ぎやすくなります。
3. 柔軟なフィードバック会 ── 病院ごとの最適化
決まった流れの中で病院ごとの運用に合わせるための仕組みが「フィードバック会」です。
電子カルテの記載スタイル、診療科ごとの運用、医師と看護師の業務サイクル――病院によって異なるこうした違いに、オプティム側で対応していくのが、フィードバック会の目的です。この会では現場の利用状況をモニタリングしながら、各院の運用に合わせたAIの使い方・改善提案を行います。
基本は導入ロードマップに沿って、フィードバック会で現場の運用に合わせていく――この組み合わせにより、「決まっているから迷わない」と「柔軟だから現場に合う」を両立させています。
フィードバック会が活きる場面
- テンプレート、診療科ごとの記載傾向など、病院ごとのカルテ記載ルールに合わせたAIの使い方をレクチャーします。
- 「夜勤帯では時間が取れない」「外来では使いにくい」といった現場の声をヒアリングし、運用フローの再設計や追加のフォローを実施します。
- 一部の医師や部署で使われていない場合は、その理由をヒアリングし、具体的な活用シーンを提案します。
4. 「使われ続ける状態」とは ── 定着後の利用シーン
導入ロードマップで現場定着の地盤を固め、フィードバック会で病院ごとの違いに合わせて運用を最適化していく。この組み合わせで「導入したけど使われない」を防ぐ――これが、OPTiM AI ホスピタルの伴走支援が目指す状態です。
導入担当として気になるのは、「定着するとは具体的にどういう状態か」だと思います。ここでいう定着とは、対象となる職種が特定の業務シーンでAIを継続的に使い続けている状態を指します。伴走支援を通じてこの状態をつくれると、たとえば次のようなシーンでAIが日々の業務に組み込まれていきます。
- 看護師が退院時サマリーを作成するとき:日々の看護記録を基に、退院時の看護サマリーの下書きを自動で作成します(看護サマリーの下書き作成)
- 医師が診療情報提供書・紹介状を作成するとき:カルテの診療情報を基に、診療情報提供書や紹介状の下書きを作成します(医師サマリーの下書き作成)
- ICを実施したあと:説明・同意の内容を要約し、カルテに入力するIC記録の作成を支援します(IC要約)
いずれも、特定の職種が決まった業務シーンで繰り返し使う機能です。こうしたシーンで継続的に使われている状態をつくることが、導入を主導された貴院ご担当者にとっての成果であり、ツールが「入れて終わり」にならない状態です。これらのシーンが定例的に使われているかは、効果検証で稼働状況として可視化します。利用が定着すれば、医療DX・ICTの活用を進める取り組みの裏づけにもなります。
伴走支援の全体像
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① 事前調査 | 現状の把握、課題の整理、導入前の業務量調査 |
| ② 勉強会 | 担当者が現地で操作説明 |
| ③ フィードバック会 | 利用状況の共有と、現場から寄せられたご要望へのオプティムからの回答・改善提案 |
| ④ 導入後調査 | 導入後の業務量調査を実施し、導入前の調査結果と比較して導入効果を算出 |
| ⑤ 効果検証 | 削減効果の検証、効果の見える化 |
5. 「使われるAI」への第一歩を、伴走支援とともに
AIは導入して終わりではなく、現場で使われ続けて初めて効果を生みます。OPTiM AI ホスピタルは、導入ロードマップで推進担当を迷わせず、病院ごとの運用には柔軟に寄り添う伴走支援を、無償でご提供しています。導入の旗振りを一人で抱え込まずに進められることが、検討段階での安心材料になれば幸いです。
検討フェーズに合わせた2つの窓口
- まず詳しく知りたい方へ|資料ダウンロード:機能・提供条件・伴走支援の全体像をまとめた資料をご用意しています。社内検討の材料としてご活用いただけます。
資料ダウンロード:https://www.optim.co.jp/contact/optim-ai-hospital-materials - 自院での進め方を相談したい方へ|個別相談:貴院の電子カルテ環境やご懸念点をお伺いし、伴走支援の進め方について具体的にご説明します(オンライン・30分・無料)。「自院の電子カルテで本当に動くのか」といった疑問にも直接お答えします。
問い合わせフォーム:https://www.optim.co.jp/contact/optim-ai-hospital
