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新入社員育成のお困りごと解決シリーズ 第4回【安心編】 端末キッティングとセキュリティ不安を解消する記事3選

1. 新入社員受け入れ時に問題になる手作業のキッティング

新入社員を受け入れる情報システム部門にとって、「キッティング(端末の初期設定)」は、単なる配布作業ではありません。業務効率とセキュリティの両方を左右する、重要な業務です。

入社前後の限られた期間には、さまざまな準備が一気に集中します。端末の初期設定に加え、アカウント設定、業務アプリの配布、Wi-FiやVPNの設定、セキュリティポリシーの適用、さらに紛失時の対応ルールの整備まで必要です。台数が10台、50台と増えるほど、情報システム部門(情シス)の負荷は大きくなっていきます。

さらに、設定作業を担当者の経験や勘に頼っていると、端末ごとの設定差分や確認漏れが発生しやすくなります。新入社員は、業務ルールや情報管理にまだ慣れていません。そのため、端末の紛失・盗難が起きたときに、どのような操作で情報漏えいを防ぐのかまで、あらかじめ決めておくことが重要です。

今回紹介する3本の記事は、MDMの基本から、Android端末のゼロタッチ登録、管理者が実際に使うMDM機能までを理解するための入口になるものです。導入事例も交えながら、なぜ運用を人手だけに頼るのではなく、システムで支えることが現実的なのかを解説します。

2. MDM導入によって変わる端末管理の記事3選

2-1. 新入社員用端末は、配布前からMDM管理を前提に設計する

新入社員向け端末の準備で、最初に見直したいのは「キッティングを何人で、何時間かけて終わらせるか」ではありません。大切なのは、配布した後も同じ状態を保ちながら、安全に管理できるかどうかです。

たとえ入社前に設定を完了していても、配布後にはアプリの追加、設定変更、OS更新、異動、紛失対応など、さまざまな対応が発生します。そのたびに情シスへ作業が戻ってくる運用では、負担はなかなか減りません。

MDMを使わずに端末を運用すると、端末ごとの設定確認や差分チェック、再設定が都度発生し、情シスの運用工数は継続的に増えていきます。こうした端末管理を属人的な対応から切り離すには、最初から端末をMDMの管理下に置き、キッティングと運用を切り分けずに一体で管理することが重要です。設定やアプリ、セキュリティポリシーを一元管理できる状態を整えておく必要があります。

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この記事ではMDMについて、詳しく解説しています。

特に押さえておきたいポイントは、リモートロック、リモートワイプ、端末機能の制限、そしてポリシーやアプリの一斉配布です。たとえば、新入社員が端末を紛失した場合でも、管理者が遠隔からロックやデータ消去を行える状態にしておけば、本人から報告を受けた後の初動対応が明確になります。

また、Wi-Fi、Bluetooth、カメラ、外部ストレージなどの利用制限をあらかじめ設計しておくことで、業務に不要な使い方を端末側で抑制できます。

2-2. 大量キッティングは、ゼロタッチ登録と一括設定で効率化する

新入社員が複数名入社する場合、キッティング作業の負荷は台数に比例して増えていきます。端末の初回起動、管理アプリのインストール、アカウント入力、業務アプリの配布、セキュリティ設定の確認を1台ずつ行う運用では、10台、50台、100台と増えるほど、作業のピークは大きくなります。しかも、設定ミスがあれば、入社後の問い合わせや再設定にもつながります。

こうした負荷を抑える方法として、Android端末ではゼロタッチ登録が有効な選択肢になります。ゼロタッチ登録は、Googleが提供する法人向け端末管理の仕組み「Android Enterprise」に含まれる機能で、多数のAndroid端末を一括で設定するためのものです。管理者がクラウド上で設定を行うことで、端末に触れることなく設定を進められる点が特徴です。これは、新入社員の端末を「入社日に間に合わせるために急いで設定する」運用から、「受け取った時点で、すでに管理された状態に近い端末を渡す」運用へ変えていくための具体策です。

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この記事では、ゼロタッチ登録の概要や利点、MDMとの連携例について解説しています。従来は、Googleアカウントの設定やMDM・EMMエージェントアプリのインストールなどを、1台ずつ手作業で行う必要がありました。そのため、端末数や機種が増えるほど、キッティングやマニュアル作成の負担も大きくなると整理されています。

キッティングをシステム化する効果は、現場の体感だけでなく、工数削減という観点からも説明しやすくなります。

2-3. 紛失・盗難対策は、よく使われるMDM機能から優先度を決める

新入社員向け端末のセキュリティ対策では、最初からすべての機能を使いこなそうとする必要はありません。大切なのは、紛失・盗難、業務外利用、設定変更、管理外端末化といった起こりやすいリスクに対して、どの機能を優先して使うかを決めることです。これが、新入社員向け端末のセキュリティ対策を設計する出発点になります。

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この記事では、企業の端末管理者が実際に利用しているMDM機能として、利用状況の把握46%、紛失時のリモートロック37%、紛失時のデータ除去/ワイプ35%、散在する端末の把握34%、導入時の初期設定管理29%と紹介されています。

新入社員向け端末の運用でも、この順番を参考にすると、まず何を管理すべきかを整理しやすくなります。最初に押さえたいのは利用状況の把握です。端末がMDM管理外になっていないか、root化やJailbreakなどのリスクがないかを確認できれば、配布後の不安を抑えやすくなります。

加えて、紛失時のリモートロックとリモートワイプは、端末を社外へ持ち出す運用では欠かせない機能です。

3. 「導入前後の端末ライフサイクル」をまとめて支援できる「OPTiM Biz」

新入社員の受け入れを担当する情シスが、MDMの導入を検討するとき、単に「キッティングを早くしたい」だけでは考慮不足です。

端末管理は、入社日に渡して終わりではありません。入社後も、誰がどの端末を使っているのか、どの設定が適用されているのか、不要なアプリが入っていないか、紛失時に遠隔操作できるか、異動や退職の際にどう回収するかまで、継続して管理していく必要があります。

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オプティムのOPTiM Bizは「導入前後の端末ライフサイクル」をまとめて支援できる点が強みです。OPTiM Bizの導入事例を見ると、こうした運用が幅広い規模・業種で実践されていることがわかります。

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OPTiM Biz導入事例

事例1

この記事ではOPTiM Bizの導入により1台あたり約30分かかっていたキッティング作業が、MDM導入後は10〜15分程度まで短縮されたと紹介されています。一括設定によって手作業が減り、少人数でも端末展開を進めやすくなりました。

事例2

この記事では、既存MDMからOPTiM Bizへのリプレイスにより、端末管理や設定作業の時間が30%以上削減されたと紹介されています。その結果、キッティングを含む端末運用全体の負荷軽減につながりました。

事例3

アプリ配信や設定の自動化により、キッティング作業の手間が大きく削減されたと紹介されています。また、手動で行っていた更新作業が減ったことで、年間約660時間の工数削減につながりました。


こうした事例から見えてくるOPTiM Bizの強みは、単にMDM機能がそろっていることではありません。

大量端末の運用、複数拠点への展開、現場業務への対応、厳格なセキュリティ要件、端末操作に不慣れな利用者がいる環境など、実際の運用で生じる制約に対して、端末設定の一括適用、グループ単位の制御、リモート支援、アプリ配信、リモートロック・ワイプを組み合わせて対応できる点にあります。新入社員向け端末でも、配属先や職種ごとに必要なアプリや制限を分ける運用へ応用しやすいのが特長です。

4. 端末管理は「入社日に渡す」から「安全に使い続ける」へ

新入社員向け端末の課題は、キッティング作業の多さだけではありません。配布後の紛失・盗難、アプリ追加、設定変更、端末の棚卸し、OSやアプリの状態確認まで含めると、端末管理は入社後も継続する業務です。だからこそ、端末を配る前からMDM管理を前提に設計する必要があります。

今回紹介した記事は、MDMの必要性、ゼロタッチ登録によるキッティング効率化、実際に使われるMDM機能を理解するための入口です。

新入社員の受け入れでは、情シスが端末設定に追われるほど、問い合わせ対応や現場支援に割ける時間が減ります。

手作業で頑張るのではなく、OPTiM BizのようなMDMで端末準備、アプリ配信、利用状況把握、紛失時対応を一元化することで、管理者も新入社員も安心して業務を始めやすくなり、情シスの運用業務の効率化とセキュリティ強化を同時に実現できます。

まずは、自社の新入社員用端末について、配布前に必要な設定、配布後に起こり得る紛失・設定変更・アプリ追加、退職や異動時の回収手順について、棚卸しをしてみてください。手作業での管理に限界があると感じる場合は、MDMの導入を検討するタイミングです。端末管理の安心は、キッティング前の設計から始まります。

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