Staff Story
#07

中途入社 ソリューション開発部 コアモジュールチーム チームリーダー 井森

中途入社 ソリューション開発部 コアモジュールチーム チームリーダー 井森

コアモジュールチームのチームリーダーとして、リモート製品向けソフトウェア開発キット(SDK)の開発から保守を担当。さらに簡単・高セキュリティな遠隔操作サービス「Optimal Remote Web」の開発におけるマネジメントにも携わっている。

前職での業務内容と転職を決意した経緯、オプティムを選んだ理由についてお聞かせください

前職は技術派遣の会社でソフトウェア開発に携わっていました。もともとIT技術を勉強したいという思いがあって新卒で入社し、技術の習得はそれなりにできたものの、業務は部分的なシステム開発が中心だったので物足りなさを感じていました。そうした中で全体的なシステム開発プロジェクトに携わり、責任感を持って仕事をしたいという思いが強くなり、転職を決意しました。 自社製品を開発している会社で働きたいと考えていたところ、前職の上司がオプティムに転職。それをきっかけにオプティムを知り、農業や医療などの幅広い分野で自社製品を開発していることや、AI・IoTの研究開発を積極的に行っていることに惹かれて入社を決めました。

入社後に体感したオプティムの社風は、入社前にイメージしていたものとギャップはありましたか?

面接時に、月一で社長が直々に方針などの話をしてくれる全社ミーティングがあることを聞き、コミュニケーションが活発な職場という印象を持っていましたが、実際に入社してみて、想像以上の一体感があるように感じました。全社ミーティングで掲げられる先回りの戦略は的確で、社員一人ひとりがその方針に納得し、使命感と熱意を持って業務に取り組んでいることが肌で感じられます。また、上司との距離も近く自分の意見を発信しやすいことも大きな魅力で、自分で提案したものを精査してもらいながら進めていくというスタイルにやりがいを感じています。

現在はどのような業務を担当されているのでしょうか

私が所属しているコアモジュールチームでは、オプティムのさまざまな分野のリモート製品に組み込まれているソフトウェア開発キット(SDK)をそれぞれの製品開発チームの要望に応じながら、開発から保守まで行っています。チームのメンバーは5人で、入社から1年あまりでチームリーダーとしてマネジメントにも携わるようになりました。最近では7月にリリースした遠隔操作サービス「Optimal Remote Web」の開発におけるマネジメントを担当しています。このプロジェクトでは、企画段階から携わり、技術検討から詳細設計、開発、リリース、保守まで一貫してマネジメントを行っています。

現在の業務にやりがいを感じていますか?

高齢化社会が到来し、在宅診療をはじめとしたリモート技術の活用が注目されています。さらに昨今は、コロナ禍の影響でテレワーク環境の導入が加速しており、それに伴いリモート関連製品の市場は拡大を続けています。リモート技術がより身近になっていく中で、生活や仕事などのさまざまな課題を解決に導く製品を世に送り出せることにやりがいを感じています。これは、エンジニアとして製品開発の一部分だけにしか関われなかった前職では感じられなかったことです。

業務で苦労したこと、それを乗り越えることで達成感が得られたエピソードをお聞かせください

コアモジュールチームが開発・保守を行っているSDKはマルチプラットフォームで展開しています。PCからモバイル端末まで、さまざまなデバイスで同一の機能を提供するために多くの技術情報が求められる中で5人体制といった少人数で対応しなければなりません。自身のスキルアップだけではなく、チームリーダーとして、チーム全体の技術力を向上させるといった点で苦労しましたが、今ではチーム力も上がり、スピード感を持って開発を進められるようになりました。 また、他の製品開発チームと調整しつつ今のリソースで実現できるかを検討しながらスケジュールを立てるなど、プロジェクトやチーム全体を管理するといった業務に責任を感じながら楽しくやらせてもらっています。

企画から関わった新製品(Optimal Remote Web)開発で苦労したことを教えてください

市場に類似した製品が出ていないこともあり、我々が持っている知識でどう実現するのかといった技術検討の部分で苦労しました。ただ、需要の高い製品であることはわかっていたので、できるだけ早く世の中に展開したいという思いは強く、高いモチベーションで開発を進められました。企画の立ち上げから3カ月程度と、比較的短期間でリリースできたことで、チームリーダーとして大きな達成感を得られました。

入社してから成長を感じたところを教えてください

技術面ではマルチプラットフォーム開発に携われたことで、モバイルを含め各OSに関する技術力が格段に向上していると思います。さらにチームリーダーになってからはチームメンバーに教える機会も増え、アウトプットすることで自分の知識やスキルをより深められました。また、前職ではマネジメントを経験する機会がなかったのですが、オプティムでスケジュール管理や他の製品開発チームとの調整といったプロジェクト全体を管理するスキルを習得できました。転職前に想定していた以上の経験を積めていると感じています。

働きやすいと感じる制度やワークライフバランスなど、オプティムの業務環境についてどのように感じていますか?

エンジニアの能力をしっかりと評価してキャリアアップしていく「エンジニア報酬制度」があるため、モチベーションを保ちやすい職場だと感じています。冒頭でオプティムは熱意を持って業務に取り組むメンバーが多いと話しましたが、それは長時間残業するということではなく、定時で帰る人も多くいます。もちろん、スケジュールなどにより短期的に集中して作業するケースもありますが、基本的には休みもしっかり取れるので、個人の裁量でメリハリをつけて働ける環境だと思います。

最後に今後の目標と、オプティムに入社したいと考えている方へのメッセージをお聞かせください

他の製品開発チームと連携して、リモート製品のコア部分へのリクエストに対し、迅速に応えられる環境を構築したいと考えています。 オプティムは、幅広い分野向けにさまざまな製品を作っており、技術が好きでプロダクトやサービスのために情熱をもって取り組める方であれば確実にキャリアアップできる企業文化があります。プロジェクト全体を見据えた製品開発が行えるので、エンジニアとしてのやりがいを感じながら仕事をしたい方や、技術だけでなくさまざまな業種の知識を身につけたいという方は、ぜひ一緒に仕事しましょう。